WRITERS
住友文彦 Fumihiko Sumitomo
ICC/NTTインターコミュニケーションセンターや東京都現代美術館の学芸員、アーツ前橋の館長を経て、東京藝術大学大学院教授。
2013年に開館したアーツ前橋においてコミュニティと関わる各種プログラムを企画してきたほか、「境界 高山明/小泉明郎」(銀座メゾンエルメスフォーラム、2015年)、「あいちトリエンナーレ2013」、「メディアシティソウル2010」(ソウル市美術館ほか)、「川俣正[通路]」(東京都現代美術館、2008)などを手掛けてきた。
主な共著に『キュレーターになる!』(フィルムアート社、2009)、『From Postwar to Postmodern, Art in Japan 1945-1989: Primary Documents』(Duke University Press、2012)など。
金 秋雨 Qiuyu Jin
中国上海生まれ
日本大学芸術学部写真学科卒業
ドイツマインツヨハネスグーテンベルク大学芸術学科交換留学
東京藝術大学国際芸術創作研究科博士課程在籍、日本大学芸術学部地域芸術コース助教
越後妻有アートトリエンナーレ、東京ビエンナーレなど参加。
「Alter-Narrative展」コ・キュレーター、「Not in this Image展」(Kuandu Museum of Fine Arts,Taipei,2020) コ・キュレーター、「Encounter with Image展」(Jing lu Gallery,Taipei,2020)コ・キュレーターなど。
コーマン・ベンジャミン Benjamin Korman
米国ボルチモア出身
プラット研究所ライティング学科卒業
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修士課程在籍
独立系ライター兼メディアプロデューサー
ニューヨークのメトロポリタンアートの元プロデューサー兼編集者
元ニューヨーク・グッゲンハイム美術館アシスタントエディター
エーブル Able Zhang
本名張 一博、カリフォルニア大学アーバイン校クレア・トレヴァー芸術学部芸術学科卒業
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)
スレード美術学校大学院美術研究科修士課程修了
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科博士課程在籍
主な作品展覧会に、 「Cultural BYO…ね!」(東京・2022)、 「No Thing is Waiting」(ロンドン・2021)、 「DONG WU SHI JIE: Animal World」(上海・2020-21)、 「Units Not To Scale」(カリフォルニア・2018)、 「WU SONG DI: A SOLO EXHIBITION 2027」(カリフォルニア・2017)などをアーティストとして出展。
目下、歴史的アヴァンギャルドとネオ・アヴァンギャルドの文脈の下の芸術における自己批判と制度化を中心とし、制度批判に照らした芸術批評及びキュラトリアル実践を対象に研究中。
ルドミラ・ゲオルギエヴァ Lyudmila Georgieva
Lyudmila Georgieva is a Ph.D. candidate in the Department of Global Arts, section curation. Her field of research is centered on postwar Japanese avant-garde and the influence of the Second World War in the 1950s and 1960s visual arts. She explores the possibility of art to manifest individual and societal trauma as well as the aesthetic aspects of the categories for abjection, disgust, and horror. In curation, she is particularly interested in museum collection exhibitions and the possibilities for exhibiting in a new way historic works of art. She graduated from Sofia University (Bulgaria) with an MA in Cultural studies. Also in Bulgaria, she gained experience in art criticism and the creation of learning programs for contemporary art exhibitions.
チョ・ヘス Hyesu Cho
韓国釜山出身
ソウル芸術大学文芸学部文芸創作専攻 / メディア創作学部芸術学卒業
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修士課程修了、同研究科博士課程在籍
Busan Biennale 2020 コーディネーター、Taehwa River Eco Art Festival 2021日本協力コーディネーター、Gangneung International Art Festival 2022 アシスタント·キュレーター。
主な企画に、「移住間近」(Ansan Olympic Town、Korea、2020)、「海を渡るプオク:シック」(OVERGROUND、福岡、2023)など。興味はフェミニズム、コミュニティアート、ポストコロニアリズム理論。「死の表現」をめぐる連帯について研究している。
閻 喜月 Xiyue Yan
中国重慶生まれ
東南大学人文学院社会学専攻卒業
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修士課程修了
現代ランドスケープ理論、東アジアの自然哲学とエコロジーに関心を持つ
三影堂撮影写真芸術センターインターン
「ヴァーチャル・ボディ:メディアにおける存在と不在」展コー・キュレーター
平河伴菜 Hanna Hirakawa
日本出身。
東京大学文学部人文学科美術史学専修課程卒業
ロンドン芸術大学夏期キュレーションコース留学
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修了
主な企画に「Day With(out) Art: ケアを耐え抜く・耐え抜くケア」上映会+トーク」(Untitled Space、2021年)、「ヴァーチャル・ボディ:メディアにおける存在と不在」展(東京藝術大学陳列館、2022年)、「転覆する体」展(The 5th Floor、2022年)。その他、美術手帖やアートスケープなどのアートメディアで特別協力として携わる。
松江李穂 Riho Matsue
青森県津軽出身
金沢美術工芸大学芸術学専攻卒業
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修士課程修了
1960-80年代の芸術運動に主に関心を持ちつつ、
ドキュメンテーションの可能性について考えています。
主な展覧会企画「So close, yet so far.」(芸宿/金沢/2017年)「A (Few) step(s) away from them」(仮) (ギャラリー 無量/富山/2020年開催予定)
田中直子 Naoko Tanaka
神奈川県出身
女子美術大学アートプロデュース研究領域博士前課程修了
東京藝術大学国際芸術創造研究科博士課程修了
100周年記念大村文子基金2017年度「女子美ミラノ賞」受賞。100周年記念大村文子基金 2018年度「女子美 制作・研究奨励賞」受賞。1938年に企画された日本、ドイツ、イタリアの児童を対象とした児童画コンクール「日独伊親善図画」について研究している。
主な企画展覧会に、「日独伊親善図画-80年前の児童画を巡って」(女子美術大学ガレリアニケ)2018、「都美セレクショングループ展 2019『星座を想像するように-過去、現在、未来」(東京都美術館)2019、など。
権 祥海 Sanghae Kwon
韓国大邱出身
東京藝術大学美術研究科芸術学専攻修士課程修了
現在同大学国際芸術創造研究科博士課程在籍修了
現代美術に見る演劇性や行為性を個人及び共同体の歴史や社会的実践の側面から考えている。
トーク&ワークショップ「国のない人」(2019)、展覧会「Strange Neighbor」(2019)を企画した。
イム・ミヌク「O Tannenbaum」(2018、ASAKUSA)にコーディネーターとして参加。
中谷圭佑 Keisuke Nakaya
愛知県出身
東北大学工学部建築社会環境工学科卒業
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修士課程修了
大学では都市建築デザインを専攻
現在は1995年に企画された「水の波紋'95」におけるヤン・フートのキュレーションについて研究中。
「Welcome, Stranger, to this Place」展 チーフ・キュレーター
山縣青矢 Seiya Yamagata
神奈川県横浜市出身
青山学院大学総合文化政策学部卒業
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修士課程修了
ギャラリーでのインターンや美術館での対話型ガイドスタッフの経験を経て2020年春より都内の美術館にアシスタントとして勤務。修士論文では1990年代タイはチェンマイで開かれた伝説的な芸術祭について執筆中。キュレーターとして参加した展覧会に植田爽介個展(2018年, BUoY北千住アートセンター)、「Count the Waves」(2019年, 東京藝術大学陳列館)がある。
Photo: Jin Qiuyu
檜山真有 Maaru Hiyama
大阪出身
同志社大学文学部美学芸術学科卒業
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修士課程修了
修士論文にてアメリカ人キュレーターであるセス・ジーゲーロブについて執筆予定
主なキュレーションした展覧会としてPray for nothing(2018, ゼンカイハウス, 兵庫)、超暴力(2019, 山下ビル, 名古屋)
タン・ジン Jying Tan
Born in Singapore
Graduated with Master Degree in Fine Art at Goldsmiths, University of London
Her thesis explores the relationship between art and society in exhibition space and how the practice of walking could be employed as a methodology for youth engagement in the art and social disciplinary.
杭 亦舒 Yishu Hang
中国南京市出身
南京師範大学考古与博物館学学科卒業
ジョージ・ワシントン大学博物館学研究科中退
博物館、建設会社などでの勤務を経て、
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修士課程修了
「Pⁿ—Powers of PLAY—」展コー・キュレーター
アートフェア東京2019企画展World Art Tokyo「Vibrant Planet - if the world is our vibraition」のキュレーションを担当
宮川 緑 Midori Miyakawa
神奈川県横浜市出身
東京藝術大学美術学部芸術学科卒業
同大学大学院国際芸術創造研究科修士課程修了
同大学院国際芸術創造研究科博士課程満期退学
興味と関心はジェンダー・フェミニズム理論、コミュニティスペース運営。
ジェレミー・ウールズィー Jeremy Woolsey
アメリカシアトル出身
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究修士課程修了
現代思想やサブカルチャーなど興味があります
研究の傍ら、批評を様々なサイトに寄稿している
現在、呉智英に関する批評を執筆中
峰岸優香 Yuuka Minegishi
群馬県桐生市出身
東京学芸大学教育学部G類美術専攻卒業
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修士課程修了
世田谷美術館教育普及課インターンシップ、「東京都美術館×東京藝術大学 とびらプロジェクト」アシスタント経験を経て、現在は岐阜県美術館の普及専門職員を務める。
美術館や病院を拠点に、アートを介したコミュニケーションの実践から、教育や心理の課題にアプローチすることを目指している。これまでは鑑賞・造形ワークショップの企画・運営や、アーティスト・インタビューなど、市民参画型プロジェクトのコーディネートを担当してきた。
主な企画展覧会に「ふたしかなその日 Seize the Uncertain day」(東京藝術大学陳列館、2017)「青白黒-black and white and blue-」(遊工房アートスペース、2017年)など。