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東京芸術大学+ラオス国立美術学校共同プロジェクト

―キュラトリアル•コラボレーションの実践

文:権祥海

 本学国際芸術創造研究科キュレーション専攻の住友文彦研究室の教員と学生は、ラオス国立美術学校(以下、NIFA)とのアニメーション共同制作プロジェクトを行うために、2018年5月と12月の2回に渡りラオスを訪ねました。

-1回目のラオス訪問:インタビューと人物選定(2018年5月20日〜5月26日)

 

 ラオスの首都ビエンチャンにある、NIFAのコミュニケーション•デザイン専攻において、アニメーション共同制作に先立つ両大学による紹介およびワークショップが行われました。その後、本学とNIFAの学生たちはグループに分かれ、アニメーションの登場人物を選ぶために、現地のアーティストたちとインタビューを行いました。インタビューの内容をもとにディスカッションを行った末、CGクリエイターのニッランクーン・シンプラセウス(Nirankoon Singpraseuth)、映画制作者のパーヌマード・ディーサッター(Phanumad Disattha)という二人のアーティストが選ばれました。

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NIFAでのインタビュー

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-東京でのコラボ作業

 

 東京に戻ってからは、NIFAの教員および学生たちとメールでやりとりをしながら、アニメーションのストーリーラインを作っていきました。11月には、NIFAから教員と学生2人が来日し、アニメーション制作についてより具体的に話し合いました。制作途中のアニメーションを一緒に見ながら意見交換を行ったり、本学アニメーション専攻や音楽環境創造科とのワークショップを主催し、技術面からも支援しました。

東京藝術大学横浜キャンパスでのアニメーションワークショップ

-2回目のラオス訪問:アニメーションの上映会(2018年12月5日〜12月13日)


 完成されたアニメーションの上映会を行うために、今回はラオスの古都ルアンパバーンを訪ねました。ルアンパバーン映画祭にアニメーションを出品するという最初のプランは実現できなかったため、ルアンパバーンの伝統美術学校で上映会を行いました。それから、ビエンチャンに戻り、NIFAの先生方々と学生たちの前でもう一度上映会を行いました。上映会が終わった後には、感想や改善点などを話し合うフィードバックが行われました。

 本学とNIFAの交流を通して、ラオスのメディア•アートの明日を担う学生たちと豊富な作品制作の機会を得ることができました。また、キュレーションの立場から現地のアーティストとどのようにコラボレーションできるかを考える貴重な時間でした。

 

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上映会

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